銘柄分析:東京建物(8804)-21年5月

東京建物(8804)は安田財閥の創始者安田善次郎が1896年に設立した日本で最も古い歴史を持つ総合不動産会社です。分譲マンションのブランド名はBrillia(ブリリア)です。八重洲・日本橋・京橋地区(八日京エリア)に強いみたいです。同じ芙蓉グループである不動産大手ヒューリック(3003)の第3位の株主となっています。21年12月期第一四半期の決算では、住宅事業での投資家向け物件の売却により今期予想利益に対する進捗率は42%となっています。通期予想は20年12月期の決算発表時から変化はありません。

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事業内容

東京建物は「ビル事業」と「住宅事業」を主軸に事業を展開をしています。「その他」にあたる部分では保育園の運営などもしています。

東京建物Webサイトより

第一四半期売上・利益

21年12月期第一四半期の決算が発表されたので、売上・利益を過去3年と比較しました。19年12月期、20年12月期、21年12月期の第一四半期の売上高(営業収益)をグラフに示します。住宅事業での投資家向け物件の売却により増収となっています。

セグメント別売上高

セグメント別事業利益(営業利益+持分法投資損益)をグラフに示します。同様に、住宅事業での投資家向け物件の売却により増益となっています。

セグメント別利益

予想利益に対する進捗率をグラフに示します。進捗率は42%となっていますが、通期予想に変化はありません。

進捗率

株主還元は配当性向30%以上を目標にしています。配当推移のグラフを示します。2014年12月期の配当性向が低いのは、固定資産売却による特別利益が大きいためです。21年12月期も増配予定となっています。なお、2015年7月1日付で2株につき1株の割合で株式併合を実施しているため、2012年~2015年については株式併合後の基準値となっています。

配当推移

まとめ

第一四半期は投資家向け物件の売却により増収増益となっています。駐車場事業など新型コロナの影響を受けているセグメントも年度後半には回復し、予想を上回る決算が期待できるかもしれません。配当も期中に増やすことも多いためさらなる増配も期待されます。自社株買いは19年12月期しかしてないので、あまり期待できないかもしれません。

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