銘柄分析:プロシップ(3763)-21年6月

プロシップ(3763)は固定資産管理ソフトウェア「ProPlus」を主力とするソフトウェア会社です。固定資産管理に特化し、さらに資産件数が多い大企業(年商500億以上)をターゲットとしています。株主還元としては配当性向30%以上を目標としており、ここ数年は45%前後で推移しています。記念配当を除けば19年3月期~21年3月期まで配当35円ですが、22年3月期は40円への増配を予定しています。

事業内容

固定資産、リース資産管理に特化しており、セグメントも「パッケージソリューション事業」と「その他事業」しかありません。

決算説明資料より

財務諸表分析

2021年3月期の財務諸表が開示されていますので、昨年度と今期のバランスシートと損益計算書の数値を抜き出してグラフ化しました。キャッシュの増減が分かりやすいように流動資産のうち現金及び預金の色を変えています。

2020年3月期のバランスシートと損益計算書
2021年3月期のバランスシートと損益計算書

現金約80億円のうち30億円(約35%)は定期預金となっています。さすがに無駄に現金を眠らせすぎではないかなと。

キャッシュフローの推移をグラフに示します。フリーCFはプラスで推移しており安定したビジネスとなっています。現金が無駄に溜まっている印象を受けます。17年3月期に投資CFがプラスなのは、約10億円の定期預金の払い戻し、18年3月期に投資CFのマイナスが大きいのはそれの定期預金への預入れになります。現金の内30億円が定期預金になります。

キャッシュフロー推移

売上高・利益の推移をグラフに示します。売上・利益ともに順調に成長しています。来期も増収増益予定です。

売上・利益推移

株主還元としては配当性向30%以上を目標としており、ここ数年は45%前後で推移しています。記念配当を除けば19年3月期~21年3月期まで配当35円で、22年3月期は40円への増配を予定しています。

配当推移

まとめ

高い利益率と優良な財務体質となっています。配当性向も40~50%で推移しており、株主還元にも積極的な印象を受けます。2021年6月11日の株価は1,351円で、予想配当利回りは2.96%となっています。現金の使い道がないのであれば株主還元に回してもらいたいですね。

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