銘柄分析:モーニングスター(4765)-21年4月

モーニングスター株式会社は投資信託の格付けや投資信託運用を行っている会社です。2021年3月期の決算では9期連続増収、12期連続増益を達成しています。また、12期連続増配を続けており、2020年3月期と2021年3月期は配当性向が100%を超えています。

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事業内容

金融、ウェブサイトなどの情報を収集し、蓄積した情報を比較・分析・評価・加工して顧客に提供、コンサルティングなどを行なうファイナンシャル・サービス事業と、投資運用や投資助言を行うアセットマネジメント事業があり、ファイナンシャル・サービス事業の売上高が約25億円、アセットマネジメント事業の売上高が約50億円となっています。

モーニングスターWebサイトより

財務諸表分析

2021年3月期の財務諸表が開示されていますので、昨年度と今期のバランスシートと損益計算書の数値を抜き出してグラフ化しました。キャッシュの増減が分かりやすいように流動資産のうち現金及び預金の色を変えています。

2020年3月期のバランスシートと損益計算書
2021年3月期のバランスシートと損益計算書

固定負債はありません。買収費用のために借りていた短期借入金の20億円が返済された分だけ流動負債が減少しています。

次に財務指標を示します。高い利益率を維持しています。

20年3月期21年3月期
粗利率51.6%52.5%
営業利益率22.6%23.6%
当期純利益率27.5%28.8%
自己資本比率71.9%84.6%
流動比率178.1%350.3%
固定比率71.9%62.7%
固定長期適合率71.9%62.7%
財務レバレッジ1.361.148
総資本回転率0.5500.528
ROE13.3%12.3%
財務指標

売上、利益の推移をグラフに示します。増収・増益を続けています。2022年3月期の予想は現在は開示していません。

売上・利益推移

配当の推移をグラフに示します。12期連続増配しており、配当性向が100%を超えています。

配当推移

配当総額とキャッシュフロー、期末現金の推移をグラフに示します。フリーCFより配当総額の方が大きくなっています。

配当総額とキャッシュフロー推移

まとめ

売上、利益は順調に増加しており、利益率も高く良好な財務体質となっています。2021年4月23日時点の株価はPERは31.4、配当利回りは3.29%となっており、そこまで割高感はありません。一方で、配当性向が100%を超えており、増配を続けられるかに懸念があります。ただ、現金は十分に持っているので減配の可能性は低く、利益率も高く今後も成長が期待されます。

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