銘柄分析:三井不動産(8801)-21年6月

三井不動産(8801)は三井グループの不動産会社で、不動産業界売上1位の会社です。東京ディズニーランドを運営しているオリエンタルランドの第2位の株主(約9%)です。21年3月期の決算では売上高は過去最高の2兆円を超えたものの減益となっており、利益でも長らく不動産業界1位でしたが3位になっています。株主還元は2018年3月期から総還元性向35%を目標にしており、毎年自社株買いをしています。21年3月期の決算発表と同時に150億円の自社株買いも発表しまし(21年5月14日)、21年3月期の総還元性向は44.2%となっています。22年3月期の配当予想は昨年度と同じく44円で、予想配当性向は26.5%であるため総還元性向35%に向けて自社株買いの実施が期待されます。

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事業内容

オフィス賃貸、分譲、マネジメントとバランスよい収益構造となっています。一方で、ホテルや商業施設の割合が多い分、新型コロナの影響は相対的に大きく、住友不動産や三菱地所に利益が抜かれる要因にもなりました。

三井不動産資料より

財務諸表分析

2021年3月期の財務諸表が開示されていますので、昨年度と今期のバランスシートと損益計算書の数値を抜き出してグラフ化しました。キャッシュの増減が分かりやすいように流動資産のうち現金及び預金の色を変えています。

2020年3月期のバランスシートと損益計算書
2021年3月期のバランスシートと損益計算書

キャッシュフローの推移をグラフに示します。フリーキャッシュフローはここ最近はマイナスになっていますが、21年3月期は投資を抑えておりフリーCFもプラスとなっています。

キャッシュフロー推移

キャッシュフローマトリクスでキャッシュフローの推移をグラフに示します。

キャッシュフローマトリクス

資産額の推移をグラフに示します。だんだん増えています。

資産推移

株主還元は2018年3月期から総還元性向35%を目標にしており、毎年自社株買いをしています。22年3月期の配当予想は昨年度と同じく44円で、予想配当性向は26.5%であるため総還元性向35%に向けて自社株買いの実施が期待されます。

配当推移

まとめ

21年6月8日の株価は2,702円となっており予想配当利回りは1.63%になります。21年3月期は新型コロナの影響で減益となりましたが、22年3月期は20%超えの増益見込みとなっています。そのため、自社株買いの実施も予想され、株価の上昇が期待されます。

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