銘柄分析:京阪神ビルディング(8818)-21年8月

京阪神ビルディングは戦後まもなく阪神競馬場の建設と競馬の振興を図るために設立された会社です。現在では場外馬券場(ウインズ)の賃貸は売上の約2割しかなく、主力は売上の約4割を占めるデータセンタービルとなっています。中期経営計画として26年3月期の数値目標が掲げられており、今回はその内容について見てみます。

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26年3月期の中期経営計画の数値目標

中期経営計画で示された26年3月期の数値目標は以下になります。

京阪神ビルディングの中期経営計画より

21年3月期の実績値から26年3月期の目標値まで一定の割合で増加するとした各年度の推定値を以下の表に示します。

経営数値の各年度推定

グラフにしたものを以下に示します。営業収益のみ第2軸にしています。

21年3月期までの実績と26年3月期までの推定

グラフからわかるようにここ数年横ばいであった営業収益や利益ですが、右肩上がりで伸ばす中期経営計画となっています。実績を見ると計画達成は難しそうですが、さすがにそんなことはわかっていて計画は立てていると思われますので、業績の伸ばそうという経営陣の強い意志の表れかと思います。

22年3月期の上記表の推定値と会社予想の比較は以下になります。営業収益と税引後償却前経常利益は推定値を上回っています。経常利益と税引後償却前経常利益から22年3月期の減価償却費を逆算すると3,570百万円となり、21年3月期の減価償却費の2,270百万円から大きく増加しており、これが営業利益や経常利益の減益要因となっていると思われます。

22年3月期比較

まとめ

中期経営計画は業績を伸ばそうという意思の表れとも見えますし、実績からみると無理な計画にも見えますが、とりあえず22年3月期に会社が重視する税引後償却前経常利益は目標達成に向けて問題なく進捗しているように思われます。

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