銘柄分析:情報企画(3712)-21年4月

情報企画(3712)は大阪に本社をおく独立系のシステムインテグレータです。金融機関向けの業務支援パッケージを開発、販売しています。システム販売で稼いだ利益で不動産を購入し、不動産賃貸を展開しています。自己資本比率76.6%、利益率25%、ROE18.3%(20年9月期)と優良な財務体質、高い利益率を誇ります。配当は配当性向40%を目標としており、20年9月期は配当性向34.7%となっています。

事業内容

「システム事業」と「不動産賃貸事業」を展開しており、システム事業が主力で、金融機関向けに業務支援システムを独自に開発し、全国約半数以上の金融機関を取引先としています。システム事業で得られた資金で不動産を購入しており、20年1月時点で賃貸マンション3棟、立体駐車場1棟、賃貸オフィス1棟および賃貸店舗2件の計7物件を保有しています。

情報企画資料より

売上、利益ともにシステム事業が大半となっています。

セグメントごとの売上と利益

財務諸表分析

2020年9月期と2019年9月期のバランスシートと損益計算書の数値を抜き出してグラフ化しました。キャッシュの増減が分かりやすいように流動資産のうち現金及び預金の色を変えています。

19年9月期のバランスシートと損益計算書
20年9月期のバランスシートと損益計算書

優良な財務体質となっており、固定資産は不動産賃貸事業の土地と建物となっています。

次に財務指標を示します。昨年度と大きな変化はありません。

19年9月期20年9月期
粗利率59.5%58.5%
営業利益率35.8%36.8%
当期純利益率24.8%25.5%
自己資本比率77.0%76.6%
流動比率324.2%279.9%
固定比率57.1%66.1%
固定長期適合率53.2%61.4%
財務レバレッジ1.2981.306
総資本回転率0.5510.518
ROE18.9%18.3%
財務指標

キャッシュフローの推移をグラフに示します。投資CFのマイナスが大きいときは不動産を取得しているときになります。

キャッシュフロー推移

売上高と当期利益の推移を示します。順調に売上、利益ともに増えており21年9月期も増収増益を予想しています。

売上・利益推移

株主還元として配当性向40%を目標にしており増配を続けています。20年9月期の配当性向は34.7%となっており、配当性向40%に向けてさらなる増配が期待されます。

配当推移

EPSとROEの推移を示します。高いROEとなっており、EPSも順調に増加しています。

EPSとROE推移

まとめ

財務体質も良好で利益率も高く、株主還元にも積極的な印象を受けます。2021年4月16日の株価は3,035円で、予想PERは12.7倍、予想配当利回りは2.64%となっています。株価に割高感はないため、今後の株価の上昇が期待されます。

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