銘柄分析:ヒューリック(3003)-21年4月

ヒューリック(3003)はみずほ銀行(旧富士銀行)の不動産を基に設立された芙蓉グループの不動産会社です。積極的な投資で事業拡大を図りながら、株主還元として配当性向40%を目標に増配しています。21年12月期第一四半期の決算では、ホテル・旅館事業のマイナスが大きいものの、今期予想利益に対する進捗率は19.3%と例年並みとなっており、順調なスタートと思われます。

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事業内容

東京都心を中心にオフィスの不動産賃貸と不動産販売を主力とした不動産事業を展開しています。最近では、ティファニー銀座ビルをソフトバンクの孫氏から取得したり、リクルートの銀座本社ビルを取得してニュースになっていました。三菱地所が「丸の内の大家」と呼ばれるように、ヒューリックは「銀座の大家」と呼ばれています。

ヒューリックWebサイトより

第一四半期売上・利益

21年12月期第一四半期の決算が発表されたので、売上・利益を過去3年と比較しました。19年12月期、20年12月期、21年12月期の第一四半期の営業収益と利益をグラフに示します。売上高(営業収益)は増加しています。利益は20年度と同等となっています。

売上・利益比較

次にセグメント別の売上高(営業収益)を示します。不動産賃貸は微増で、売上増の大半は不動産売上に起因していることがわかります。新型コロナの影響を受けているホテル・旅館事業の売上に占める割合は大きくありません。

セグメント別売上比較

次にセグメント別営業利益を示します。不動産賃貸事業の営業利益は微増、利益増の大半は不動産売上の利益に起因していることがわかります。新型コロナの影響により、21年度1Qのホテル・旅館事業が利益の減少に大きく影響しています。20年度1Qは2月末くらいから新型コロナの影響があったと思うので、それと比較すると今期は大きくマイナスになっています。

セグメント別営業利益比較

次に、予想当期純利益に対する進捗を示します。21年度は19.3%と例年並みとなっています。会社説明資料にも想定通りと書かれています。

予想当期利益に対する進捗率

まとめ

第一四半期の進捗率は例年並みであり予想当期利益達成に向けて順調なスタートと思われます。ホテル・旅館事業がまだまだ厳しいと思いますが、国内でもワクチンが普及する下期には回復してくると思われますので、それ次第では今期の予想利益を上回る業績が期待されます。

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