銘柄分析:アバント(3836)-21年6月

アバント(3836)は連結会計のパッケージ・ソフトウエア「DivaSystem」を主力とするソフトウェア会社です。旧社名はディーバで、2013年にアバントに商号変更しています。株主還元としては配当性向ではなくDOE(純資産配当率)を指標として掲げており、23年6月期までに15円以上の配当を目標として連続増配中です。

事業内容

事業セグメントは3つに分かれており、連結会計関連事業とビジネス・インテリジェンス事業、アウトソーシング事業があります。ビジネス・インテリジェンス事業はビックデータ分析システムなどのシステム構築、アウトソーシング事業は決算業務や資金管理業務の業務アウトソーシング請負を行っています。

会社説明資料より
会社説明資料より(20年6月期)

財務諸表分析

2021年6月期第三四半期の財務諸表が開示されていますので、昨年度と今期のバランスシートと損益計算書の数値を抜き出してグラフ化しました。キャッシュの増減が分かりやすいように流動資産のうち現金及び預金の色を変えています。

2020年6月期第三四半期のバランスシートと損益計算書
2021年6月期第三四半期のバランスシートと損益計算書

固定資産、固定負債の割合は小さく、十分な現金を保有しています。

キャッシュフローの推移をグラフに示します。フリーCFはプラスで推移しており安定したビジネスとなっています。現金が無駄に溜まっている印象を受けます。

キャッシュフロー推移

売上高・利益の推移をグラフに示します。売上・利益ともに順調に成長しています。

売上・利益推移

株主還元としては配当性向ではなくDOE(純資産配当率)を指標として掲げており、23年6月期までに15円以上の配当を目標としています。20年6月期のDOEは5.17%で東証上場企業平均2.9%を上回っています。最近株式分割を何度かしているので1株配当がいくらかわかりにくいですが、会社資料よりグラフ化したものを示します。

配当推移

まとめ

利益率は高く、フリーCFもプラスで推移しており安定した事業を行っています。ストックビジネスの割合を増やすことを目標としており、さらなる安定業績と成長が期待されます。2021年6月4日の株価は1,463円で予想配当利回りは0.69%と低いですが、ROEは20%前後をキープしており、成長と増配を期待できる銘柄かと思います。

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